DHAを摂って快眠を目指そう!

11月も半ば!

早いですよね。

少しずつ、忙しい師走が近づいてきています(汗)

さらに、寒くなってきて風邪ひきさんや、体が冷えて眠りにくいという方もいらっしゃるかもしれません。

以前、快眠についてブログを書かせて頂きましたが、その第二段として、不眠症予防にはDHAが効果的という内容をご紹介したいと思います。

DHAというと、青魚に多く含まれていて健康にもよいということは、ご存じの方が多いと思います。

今日は、ぜひ豆知識としてDHAと睡眠について知って頂きたいと思います!

不眠症には「DHA」

近年、不眠症の方の遺伝子を調べてみると、なんと不眠になる遺伝子を持っていて、それが原因になり得ることを、滋賀医科大学睡眠行動医学講座の角谷寛特任教授、ワシントン州立大学、ペンシルべニア大学などの共同研究チームによって報告されています。

研究の結果、FABP7(脂肪酸結合たんぱく質)という遺伝子が突然変異することにより、睡眠がたびたび途切れる中途覚醒をもたらすという実験結果が出ています。

脳細胞は、DHA、EPAなどを多く含んでいますが、この遺伝子を持つ方は、脳内のDHAの結合部分になんらかの障害(DHAを取り込んだり、輸送したりする働きなどに支障)が起こっている可能性が高いということがわかっています。

さらに、論文では、7~9歳の子供395人を対象に血中のDHAを調べ、毎日DHAを摂るグループと、DHAを含まない偽薬を摂るグループに分け、4ケ月間どのような変化があるか研究しました。

結果は、DHAを摂った子供の方が睡眠時間が1時間増え、中途覚醒が減ったという結果が出ました。この研究より、血中のDHA濃度が高い方が中途覚醒を減らし睡眠改善が期待できると考えられます。

DHAは、まだまだ研究途上

またDHAを摂ると、不眠を緩和させることだけでなく精神を安定させうつ症状を防ぐ効果もあるといわれています。

これは、DHAを摂ることにより脳内のセロトニンの分泌がスムーズになるからと考えられます。

まだ、このDHAと睡眠の関係性は研究途上にありますが、今後、DHAによる薬剤やサプリメントが期待できるかもしれません。

青魚にはDHAが多く含まれますが、意識しないと不足してしまう食品でもあるので、しっかり摂ることが大切です。

また、不眠には牛乳などに含まれる、トリプトファンを摂ることも効果があるといわれていますので、DHAの他にトリプトファンも食事にプラスするようにしましょう。

結局のところ、やはりバランスがよい食事を召し上がっていると、メンタル面にもよい影響を与えてくれるのだと思います。

ぜひ皆様も今日から、青魚を意識してみて下さいね!

《この記事を書いた栄養管理士さん》

高橋 美枝
「食」は「健康」に結びつき病気を予防するということを知り、管理栄養士になることを決意! 医療機関、研究機関を経て、現在は、主に執筆、保健指導、レシピ作成、食事アドバイスなどの 仕事を中心にフリーランスで活動中です。

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